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2022/09/10 18:31

こんにちは!

心斎橋PARCO店  関です!

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このブログは普段店頭でお話しさせて頂く商品のディティールやブランドの背景・文脈を、元ヴィンテージバイヤーという視点からより掘り上げてご紹介させて頂く内容となっております。


ブログを読んで頂いて、より一層AYINが取り扱っているブランドへのご興味を深めて頂けたら嬉しいです!



本日はちょっと趣を変えまして、映画を3本ご紹介させて頂こうと思います!


10代〜20代にかけて観た映画の中で、自分のファッション感に影響を与えてくれた という視点で3本選びましたので、是非最後まで読んで頂ければと思います!



まずはこちら!


ヴィンセントギャロ主演 バッファロー66


前編通して暗ーい雰囲気が漂って、正直映画としておもろいんかと言われたら難しいところです 笑


が、主演のギャロがめちゃくちゃカッコ良くてカッコ良くて何回も観ました!



タイトなレザーライダースにインナーはボーダーのカットソー、スリムジーンズにブーツ


この映画の公開が98年、エディスリマンのDior hommeが01年なので、エディ自身もこのスタイルにも影響を受けたのではないかなと思います。


エディとギャロは公私共に仲が良いみたいで、Dior hommeのイメージモデルに起用したり、ギャロはショーにも足を運んでいました。


98年といえば、日本ではダボダボのHIP HOP スタイルが全盛期の時なので01年のDior hommeの登場はかなりセンセーショナルでした!


ギャロが作中で履いていた赤いブーツに憧れて、僕も探して探しまくって買いました(笑)


確かマルジェラのアーカイブシリーズ、スクエアトゥの赤いレザーブーツ!


あれどこにいったんや....


洗練されたロックスタイルがお好きな方は是非一度観てみて欲しいです!






2作目はこちら!

ジョニーデップ主演 ブロウ 01年


この映画はジョニーデップのかっこよさは勿論、史実に基いた内容で映画としても面白くて最期はぐっとこさせられます!


時代背景が1970年代L.A.なので、その当時のアメリカの雰囲気が感じ取る事が出来ます。




このシーンを初めて観た時の衝撃は忘れられません!(笑)


Ram Jamの"Black Betty"をBGMに使用しており、ジョニーが空港を歩くテンポとドラムのリズムがばっちり合っていたのと、主人公が成り上がっていくという高揚感が相まってめちゃくちゃかっこ良いシーンです!


このジョニーデップを観て、ロン毛にしました(笑)


ジョニーデップ主演の映画の中ではマイナーかもしれませんが、ファッション好きは勿論、全編通して音楽もかっこ良いのでお勧めです!



最期にご紹介するのはこちら!


ロードオブドッグタウン 05年


こちらもBlow同様、史実に基づいて作られた映画で伝説的スケーターに成長していく少年たちの話です。


これも1970年代のアメリカ西海岸の空気をぷんぷん感じ取る事が出来ます(笑)

なんやったらこの映画のファッションの方が日本人が馴染み易いファッションかなと思います。

ブーツカットデニムにVANS みたいな感じですね!



ヒースレジャー(彼も好きな俳優さんでした。ヒース主演のブロークバックマウンテンもお勧めです。)が着ているこのレザーはNORTH BEACH LEATHERというブランドで、全てハンドステッチによる制作で70年代レザーの中でも希少価値・質ともに高い伝説的ブランドです。

15~20年ほど前は日本でも流行し、EAST WEST(同じ70年代レザーブランド)などタイトシルエットのレザーが一気に流通しました。

勿論、僕も買いました(笑)


ファションは巡ると言いますので、もしかしたらタイトシルエットも復活するかもしれませんね!


以上、自身が影響を受けた映画3選でした!

何見たっけかなーって思い出しながら調べていたら見たことすら忘れていた作品もあったので、また機会がありましたら続編を書かせて頂きます!


▼【関BLOG】前回の記事はこちら

VMD担当 松尾によるAUTUMN STYLE vol.2