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2022/07/10 14:52

こんにちは!

心斎橋PARCO  関です! 関 INSTAGRAM✓

このブログは普段店頭でお話しさせて頂く商品のディティールやブランドの背景・文脈を、元ヴィンテージバイヤーという視点からより掘り上げてご紹介させて頂く内容となっております。

ブログを読んで頂いて、より一層AYINが取り扱っているブランドへのご興味を深めて頂けたら嬉しいです!


僕が今回お話しさせて頂きたいのは、VETEMENTSの創業デザイナーでありBALENCIAGA現デザイナーである、デムナについて!

デムナの経歴も関連しますが、彼のクリエイティブの文脈について。


VETEMENTSやデムナのプロフィールはWikipediaで見てみてください(笑)

VETEMENTSやBALENCIAGAと聞いて想像するのは、ブランドロゴがプリントされたデザインかなと思います。


SNS全盛期の今、「何を着ているか」が重要なポイントになるのでブランド戦略としてはハマりますね。


何もVETEMENTSや BALENCIAGAだけではなく、JIL SANDERやCELINEなど他ブランドも同じ様な戦略を立て、世界中の素人が自社ブランドの広告を勝手にやってくれます。


ブランドの世界観にとって良いか悪いかは別として、浸透率を高める事に対しては抜群の威力を発揮している事は事実。


特に日本ではセカンドハンドショップ(買取屋さん、最近ではこういった業態もセレクトショップと言うんですかね)が多い為、マスまで広がるスピードと威力がさらに無視出来ない状態かなと。


買う側・着る側にとってロゴは勿論大事な部分です。

が、デムナの凄さはそこでは無いと僕は思うのです。


有名な話ですが、彼はマルタン・マルジェラの元で働いていた経験があります。


(↑マルジェラ本人。滅多に表舞台に出る事はなくベールに包まれている謎多き存在。噂では今京都にいるらしい!)


マルジェラのクリエーションの根幹にあるのはアーカイブ(ヴィンテージ)に対する尊敬だと思いますが、デムナ自身もそれに多大なる影響を受けているのは間違いありません。(自宅には無数のミリタリーパンツが保管してある)

要はマニアックなんです(笑)



履き古されたデニムやダメージでボロボロになったTシャツ...

などヴィンテージライクを表現する手法はそのデザイナー・ブランドによって様々ですが、デムナの文脈を遡ればマルジェラに行き着く為、分かり易く言うとマルジェラの洋服とも相性が良いし、もっと言うとヴィンテージとも相性が良いものがあるんですねこれが!


何を最終的に言いたいのかというと、

ブランドやデザイナーの文脈を理解していくとそれに対しての考察が深まる為、捉え方が変わるというよりもさらに楽しくなるんですよ 

という事です。


これにはこれが合わないんじゃないか

とかじゃなくて、文脈を理解したら違う側面も見えるので自分の中で新しい合わせ方も発見出来るという事です!


デムナやマルジェラが作る洋服は、エディスリマンが作る洋服と違って誰が着てもカッコよくなる服ではありません。(エディの場合体型は選ぶかもしれませんが...)


「セリーヌが好きな人はアミリやサンローランが好き」

は誰でも想像出来ると思います。


同じ様な流れで言うと、

「マルジェラが好きな人はサカイやカラーも好き」

だったら、


「マルジェラが好きな人はVETEMENTSやBALENCIAGAも好き」


が当てはまるはずなんです。


もっと言うと、

「ヴィンテージが好きな人はマルジェラやデムナが好き」

の公式が当てはまると思います!




ロゴだけ、ブランドの表面だけなぞるのではなくて、文脈・系譜を理解していくとどのブランドの洋服でも楽しくなっていきますよ!


読んでいる方もそうでしょうが、書いてる僕自身も疲れてきましたので今回はこの辺で(笑)!



▼【関BLOG】前回の記事はこちら

どうしてRick Owensがお勧めなのか



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