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2023/02/25 16:41


こんにちは! 心斎橋PARCO店 関です!!

このブログは普段店頭でお話しさせて頂く商品のディティールやブランドの背景・文脈を、元ヴィンテージバイヤーという視点から、より深く掘り下げてご紹介させて頂く内容となっております。

ブログを読んで頂いて、より一層AYINが取り扱っているブランドへのご興味を深めて頂けたら嬉しいです!

(良かったら見てやってください→ 関 INSTAGRAM✓)






Bravissimo!!  Magliano!!
という事で、メンズのイタリアブランドで今最も注目されている、MAGLIANO(マリアーノ)の新作をご紹介させて頂きます!







Magliano の真骨頂であるリラックスフィットのテーラードジャケットです。

特徴的なのは背中のデザイン!

実はこれ、決まった柄のものは世界に2つとないランダムで選ばれた生地!

one of kind

ってやつですね!

で、ですねいつものマニアックなポイントを追記させて貰うとですね、【ボタンの付け方】に注目して欲しいんです。


画像では分かりづらいかもしれませんが、これは1930年代ごろまで見られた通称チェンジボタン と言われるディティールです。
ヨーロッパもののヴィンテージジレやテーラードなどの仕様で見られる事が多く勿論現存する個体は少ないです。


あともう一つはラペル(襟) の大きさです。



下襟が狭いこの仕様は、1960年代に流行したスタイル。
1940年や1970年ごろのものはラペルが大きいものが主流で、戦前ものやロックものの映画を好きな方はなんとなく衣装でイメージできるかと思います。
興味がある方はググって見てください(笑)


僕個人的な趣向なのですが、スーツはイタリアンスタイルが好きでして...

紳士服のルーツであるイギリスものは、歴史が長くこれぞクラシック!と言われるスタイル。お堅い印象と言いますか、最近で言うと
007シリーズのダニエル・クレイグのスーツの着こなしが分かり易いでしょうか。

アメリカはその国のイメージ通り、自由!(笑)
全体的にゆとりのある作りをしていて、機能性重視な感じです。イギリススーツに比べると、堅さがなくなります。
参考として正しくないかもしれませんが、トランプ元大統領のスーツのイメージですね(笑)
ちなみにトム・ブラウンはアメリカの自由さとイギリスのクラシックをミックスさせモードスタイルまで昇華させた天才です!

イタリアンスーツはなんといっても色気ですね!
勿論そのルーツはイギリスですが、イタリア独自に進化をしました。生地はイギリスのものと比較すると薄く滑らかなんですが、全体的に色気があるんです。あの陽気な国民性と南部の温暖な気候がそうさせたんでしょうね(笑)
けど男らしさも感じられるし、何と言ってもイタリア人は僕ら日本人と体型が近いために似合い易いんですね。
ジョルジオ・アルマーニが1980年代に日本で大流行したのもそういった背景があるからだと思います。

マリアーノが提案するスタイルも同様に日本人である我々が取り入れ易いシルエットになっています。

あとは何と言っても【生地落ちの美学】ですね!!

タイトすぎないし、かといってオーバーすぎない。
ゆるいんだけど、上品さを感じさせるギリギリのライン。
それを生地の落ち方で表現しているんだと思います。(※僕個人の見解です)

なのでカットソー1枚見ても、触った生地感だったり絶妙に落ちるボリュームだったり、彼の拘りが詰まりまくっています。


ちょっととっつきにくいブランドのイメージかと思いますが、ファッション好きで変態的にマニアックな人は是非トライしてほしい
ブランドです(笑)

他にもMaglianoはたくさんございますので、こちらをご覧ください!

▷Magliano Item




▼【関BLOG】前回の記事はこちら

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